性教育を身近なものにしよう!

性教育は突然やってくるものなのか

先日こんなことを聞かれました。

「性教育いつからやる?」

その時私が思ったこと、それは

「この人は性教育に向き合うことが出来てる」

でした。

こういう人は、子育てが自分の役割だと認識することが

出来ているんですよね。

 

一般的に親が子に伝えるとき、勇気がいる内容もありますが、

基本的に人任せはよくありません。

親のあなたしか出来ないことがあるのです。

 

それで、そう聞かれて私の回答は

「ずっとやっているよ」でした。

そう性教育って年頃になってから始めるものだと

思っていませんか?

 

二次性徴が始まる頃、女の子なら月経が始まるタイミングなど、

そうなると小学校3年生頃。

性教育の事に対してなんだか突然やってくる教育のように

考えられているのが私には違和感でしかありません。

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現代の親子に絶対的な違い

 

約30年ごろ前は、性教育を行っている家庭はほとんどなかった

かもしれませんね。今もそれは色濃く残っていると思います

が、

 

その頃と現代では個人が得られる絶対的な情報量は異なりま

す。

 

30年程前は、ネット環境なんてなかったし、せいぜい友達とち

らっと

話に触れる、程度でした。

 

10代が読む雑誌も正しい知識なのか判別も出来ない程度のもの

でしたし、

 

学校教育の中では

3年生頃に黒いカーテンに包まれた教室でスライドを見せられま

した。

内容は主に「月経」「男女の体の違い」でした。

初めて真正面から受ける内容ですから、「へー」

って感じでした。(笑)

 

現代の10代〜20代の人は苦笑いしていることでしょう・・・。

 

正直、スライド鑑賞の後、男子が「何見たの?」

って言ってきて、

「なんで一緒に見ないんだろう」って漠然と思っていました。

その後保健体育でほぼ同等の授業を受けましたが、

私は当時教科書に穴が開くほど何度も読んでいました。

その理由はただ一つです。

「自分のことを知りたいから」

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性教育は積み上げるもの

 

 

 

妊娠の仕組みやら月経のメカニズムやら性感染症についてだけが

性教育ではありません。

 

小学校に入学したときから、道徳や生活科で学ぶ

「生きること」

「男女が協力して仲良くすること」

「動物の飼育をすること」

「自分の良いところに目を向けること」

「友達のすごいことを見つけること」

「色んな友達がいること」

 

など学校生活を送る日々はまさに、性教育に大きく

関係しているのです。

 

例えば、小学校では「今日〇〇を頑張っていたお友達」

の友人名と、何を頑張っていたかを書くという宿題があると

 

聞いたことがあります。

 

正直、この宿題の意図がよく分からなかったのですが、

今は、

これも性教育に含まれる「人間性を育む教育」

に関係しているのだとわかります。

 

性教育を「ずっとやってるよ」と言った意味

さて、話を戻します。

重要なのは、性教育は特別なことではないということなのです。

ご飯を食べたり、寝たりすることと同じくらい身近で当たり前のことです。

 

例えば、

食育っていつもいつも栄養バランスのとれたものを食べる

ということだけが食育じゃありませんよね。

 

自分が好きなものを食べる喜び、

作る喜び、

みんなで食べる喜び、

いろんな見方が出来てそこには、個人の「らしさ」が大きく

影響するのだと思います。

 

性についても、改まって勉強のように伝えることだけが

性教育ではありません。

お腹にいる時に「大事大事」とお腹の中の赤ちゃんに話しかけたり、

生まれた我が子に「かわいいね」「生まれてきてくれて本当に嬉しい」

などと、その子の存在に価値を置く、このことが性教育の原点でもあり、

その繰り返しによって互いに性が育まれていくもの。

 

そしてその延長線上(成長途中に)思春期にまつわる変化があるのです。

ですから、日常にすでに性教育はあるんです。

 

そしてこれはいつからでも始められます。

 

突然言うなんて変だし・・・・と躊躇されるなら、

 

・誕生日に生まれた日のことを気軽に

言ってみる。(自分のことを知るのは嬉しい事)

・「お母さん今日は生理だから先にお風呂はいっていいよ」

とさりげなく伝えてみる。(他の人の体に起きていることを知って配慮する)

・「お風呂洗い(などの家事)をお願いできる?」と家族にお願いする。

(互いにお願いしたり、されたりして協力することで、対人関係の一歩になる)

 

同時にこれらは、自分自身へ向けられるものでも

ありますね。

 

性教育が身近なものに感じていただけたでしょうか?

 

読んでくださりありがとうございます。